塩田津への旅

高校の同窓生仲間8人で もう長いこと一年に一度「長崎街道を歩く旅」を開催しています。

勿論全行程を歩くなんてとんでもない!

今まで 長崎市内あちこち、古賀、諫早、大村、武雄、肥前浜、今年は塩田津と歩いています。と言っても歩く距離は年相応 美味しいものは頂くという旅です。

物知りの男性軍たちがいて 特に師匠と仰ぐ方が事前に予習をし、スケジュールを立て、引率をし、終わると「旅日記」を作り送ってくれます。

本当にありがたい友人たちです。

JR肥前鹿島で下車。タクシー2台でまずは「鰻屋」という屋号の店で「特上蒲焼」を全員完食。

有明海から入ってくる川に昔は鰻がうようよいたそうです。

おいしかった!!!

旧長崎街道塩田津の宿へ。重用伝統的建造物群保存地区嬉野市塩田津 と知られています。

有明海に通じている塩田川 江戸から昭和の初めまで有明海の大きな潮の干満差で天草から陶石を運び それを粉砕して有田 波佐見に運び、帰りの船には天草では取れない米、その他を運んだそうです。

下の写真は陶石の荷下ろしに使われたクレーンみたいなものです。

 

旧家の米蔵の姿をそのままに いまおばあさまが一人お暮しだとか。

家の修復にも多くの規制があるそうです。

ガイドさんをお願いして説明をしてもらいました。

海運業で栄えた「西岡家住宅」 立派に残っていました。

クラシカルな建物。

古民家を改装した喫茶店。

「ハルさんの休日」とかいうテレビ番組で紹介されにぎわっています。

 

ここでゆっくり休んで福岡に戻りました。

塩田津の町はよく保存されていてとても懐かしく感じられる場所です。